友を呼ぶ類

友を呼ぶ類。人は似た者同士で集まる。それはもうひとつの重力と言ってもいい。
胡散臭い人間のいる所に、胡散臭い人間は集まる。
自己啓発や成功哲学の類いは、麻薬のようなもの。
今自分を包んでいる苦しみから解放してくれそうな気分になれる。
気分だけ。

だから、弱った時、スピリチュアルなものや見えない力に縋りたくなるのもわかる。

でも、一度麻薬に味を覚えられたら最後、大切なものを見失う。
危ない、危ない。

信念とか思う力とかポジティブシンキングとか、
実際そういう力はあるのかも知れないが,というかあるのだろうけど、

胡散臭い人間には関わってはならない。
「自己啓発、成功哲学」
当たり前だがこういった本の著者には真面目で信頼出来る人もいる。ためになる本もある。
ところが。

どういうわけか、こういったものに群がり過剰に尊敬する人間には胡散臭い人間が多い。
なぜだろう。理由は解らない。ラクして成功出来る王道みたいなものだから?

世の中には純粋で真面目な良い人なのに、なぜか、胡散臭い人間を見抜けず尊敬してしまい結果不幸になる人間が大勢いる。

麻薬は人を救わない。
ダメ、ゼッタイ。